受かる人と落ちる人は何が違う?
自分を見つめ直す
面接に受かる人と落ちる人
面接に受かる人と落ちる人によく見られる特徴を比較してみると、それぞれに違う傾向があることがわかります。それらの違いを自分自身に当てはめて考えてみると、採用されるためにはどの点を改善していけば良いのかがわかってきます。では、よく準備して面接に臨んでいるはずなのに失敗してしまう人や、面接に苦手意識を持っている人が採用を勝ち取るにはどうすれば良いでしょうか。
「自信」が結果を左右する
面接の結果が良くないと、気落ちして自信をなくしてしまうことも少なくありませんが、その気持ちを引きずったまま次の面接に臨んでしまうと、自信のなさが相手に伝わることで結果に響いてしまうという悪循環が起こりかねません。面接に受かる人の多くは、自信を持って堂々と自分をアピールすることができています。大切なのは「自信があります」と言うのではなく、「自信がありそうな態度」を示すことです。自信を持てるだけの根拠がはっきりしなくても自信ある態度を表すことは可能で、正しい姿勢や視線、はっきりと適度な大きさの声で話すことを心がけるだけでも、相手に与える印象はかなり変化するでしょう。いくら言葉で自己アピールしていても、不安な気持ちが声や姿勢などに出てしまうと、せっかく準備した言葉にも説得力がなくなってしまいます。このように、面接に受かる人と落ちる人では「自信の表し方」が違います。
第一印象の影響力は大きい
第一印象は、面接結果を大きく左右する重要なポイントで、受かる人は最初に好印象を持たれている人が多いものです。面接官は、第一印象で全てを決めるつもりがなくても、無意識のうちに最初に受けた印象の影響を受けているものです。挨拶や受け答え、表情や仕草など、面接官と顔を合わせたその瞬間は、一連の流れの中で最も重要とも言えるところです。また、身だしなみなど見た目の印象も判断材料になります。そのため、面接の場にふさわしい髪型やメイク、スーツを選択し、清潔感を出せるよう意識することが大切です。
好感度を与える話し方と単なるアピールは違う
好感を与える話し方をする人は、聞かれた質問に対して自然に答えることができているものです。面接官とのやりとりもしっかりとした会話になっており、一方的に準備したセリフを話すようなアピールの仕方はしません。面接の場は少なからず緊張するので、思ったように自分を表現しきれないこともあるかもしれませんが、用意したことを全部言わなければという意識ではなく、自分のことを理解してもらうために相手と会話をするという意識で面接に臨むようにしたいものです。